橋の紹介
錦橋(にしきばし)

全長:33m 全幅:34m
構造:鉄筋コンクリート製 アーチ橋
完成:昭和2年(1927年)

千代田区大手町1丁目と神田錦町3丁目を結んで架かり、千代田通りが走っています。

関東大震災の復興事業により架けられました。錦橋の上流側の護岸には、江戸時代の「乱れ積み」と呼ばれる工法の石組みも残っています。江戸時代初期に、整備を請け負った大名家(藩)の名前や、工事をした石工の名前の刻印がある石もあるそうです。

橋は3つのアーチがあり、両端のアーチが真ん中のアーチの半分という珍しい構造だそうです。

<橋名の由来>
錦町という町名や、錦河岸に由来しています。錦町の町名は、江戸時代にこの近くに一色(いっしき)姓を名乗る武家が二軒あったので、合わせて二色(にしき)と称したといわれています。

錦橋
錦橋