全長:35.8m 全幅:44m
構造:鋼製 ヒンジアーチ橋
完成:昭和5年(1930年)
和泉橋は、千代田区神田岩本町と神田佐久間町の間で、昭和通り(国道4号線)が神田川を渡る橋です。橋の交通量が極めて多いうえに、地下には東京メトロ日比谷線が走り、頭上には首都高速1号上野線が渡っています。現在の橋は関東大震災後の復興事業によって架けられました。
和泉橋南詰東側には「既製服問屋街発祥の地」の説明版があります。
なお、和泉橋防災船着場は3年前の平成17年に完成。地震など災害時に、住民の避難や救援物資の輸送などの拠点になるよう位置づけられています。
<橋名の由来>
伊勢の津藩藩主藤堂和泉守高虎(とうどういずみのかみたかとら)の上屋敷が近くにあったことから、この名が付いたといわれています。古書には「いつみはし」と記されているものの、橋が架けられた正確な年代は不明だそうです。